山ちゃん・亀ちゃんブログ

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■2009年03月

雪解け

地球温暖化が危惧されている中、今年の暖冬はダントツだった。
人間はわがままなもので、嫌いだった冬もあまり暖かいと、耳が痛くなる程
凍てついた空気で息が白くなり、歩くとキュッと雪が鳴る朝が恋しいような
気さえする。
したがって雪解けも早くなり、うかうかしているとブーツを履いているのは
自分だけ、厚手のタイツもさっさと脱がないと春に置いていかれる。

子供の頃 舗装されている道路はほとんどなかったので、この時季はぬかるみ
状態が長く続き、アチコチに汚い水溜りがあった。
待ちに待って乾いた道を短靴で歩く時の感動が、春だった。

〇十年前の若い頃も今とは比較にならず、桜咲く入学式にむろん花は咲かず
雪解けの汚い道を歩いて行かねばならなかった。

ある女子高のそばを通りがかった時、式へ向かう母娘とすれ違った。
その頃は着物姿で臨む母親も多かった。
真新しい制服姿の愛娘に正装した母、その晴れやかな光景は一瞬のうちに暗転。
母親が水溜りの中へ転んでしまったのだ。
少し離れたところで見ていたのだが、目が点‥ 気の毒を通り越して青ざめて
しまった。 帰りではない、式はこれからだ! 
そしてなんと、娘は助け起こすどころか知らん振りを決めてスタスタと先へ
行ってしまったのだから、点になった目は線になり見えなくなった。

ああ、なんと恐ろしい娘に育ててしまったのだろう。
悔いるも哀し着物姿で泥の中‥

先を急いでいたし娘の行動が強烈過ぎたのか、その後の記憶が全くない。

雪解けが始まると決まって思い出されるのです。
ああ、その時のお母さん。可愛い孫に囲まれて幸せな老後をお過ごしで
あることを祈ります。

ひな祭りと桜餅

丁度ひな祭り当日、用事があって出かけたので午後7時過ぎMデパートへ
桜餅とうぐいす餅を買うために立ち寄った。
なんと、行列が見えた。
余程のことが無い限り並んで待つというタイプではないし、いつも買う店で
はないので 「けっ」
ところが、お目当ての店どころか他も全て売り切れ状態だった。
出遅れたので行列はもっと長くなっていたが、仕方なく並んだ。
いつ食べてもいいのだけれど今日は絶対に食べる日、ひな祭りだもの。
お行列の皆様も同じ気持ちだと思われる。
バレンタインデーとは大きく違い、老いも若きも男女半数ずつ並んでいた。
日本の伝統ここにあり。
この店は予想が当って、さぞ儲かったことであろう。

ところで、私は絶対に桜餅の方が好きだ。もちろん桜の葉ごといただく。
きなこは嫌いじゃないが、食べる時に口を開けると息が吹きかかるのか
粉でむせ、咳をしたものならそこいらじゅうきなこだらけ。
こわごわ食べるのが悲しい‥

桜餅派ときなこ餅派、どちらが多いのだろう?
並んでいた皆様は等しく、両方をお求めであった。

因みにひし餅の三色について
白は雪、ピンクは桃の花、緑は若草を表しているそうだ。
北海道も春遠からじ。
少し浮き浮きして、雛人形をまだ片付けずに居る私‥ 

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