鏡開き
なんだかんだとお正月も慌ただしく過ぎ、鏡開きも終わってしまった。
神棚、仏壇に供える小さい鏡餅はただの真空パック入りを買い求めた。
値段が少し安かったし、余計な飾りは要らない。
いざその日
鏡餅にナイフ、包丁などを入れるのは縁起が悪いという言い伝えがある
のに、この商品にはパックごと包丁で下まで切ってくださいとある。
これはちょっとひどいかも。 よく見なかった私も悪い。
先ず底の部分をはがしてお餅を出そうとしたのだが、全く出てこない。
押すだけポンが流行るわけだ。
仕方なくパックに鋏をアチコチ入れてやっと出した。
が、無論のこと重なってみえる餅はくっついている。 さてどうしよう。
お汁粉に入れようと思っているのに このまま焼いては口にデカ過ぎ。
結局包丁で切ってしまった。
新年早々、神様に礼を欠いてしまったのだ 恐ろしい。
やはり神仏に供えるものをケチるとろくなことはない。
昔は自宅か店でついた餅を供えたので、ひからびてカビまではえていたり
するが切らずに済んだ。そして祖母はストーブの前に砕いた餅を干し、油で
揚げた おいしいかきもちを作ってくれた。 ああ懐かしい。
便利な商品に頼るようになった分、美味しかった味は記憶の中だけになる。
伝統の味を守るため、手造りにこだわる山下の商品に人気があるのは
記憶が求めている味だからだ。
イェイッ! → 決めゼリフを自画自賛している今日は暇な主婦


